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妊娠成立の仕組みを知っておこう。
不妊症の検査・治療を始める前に妊娠成立についてもう一度確認しておきましょう。
【妊娠成立とは】
卵巣・卵子・卵管・子宮・精巣(睾丸)・精子・精巣上体・精路の全てが複雑に関わる現象です。
◎まずは女性の生殖器です。

☆それでは、妊娠成立の全体の流れです。
①排卵
妊娠が成立するためにはまず、卵子が卵巣から飛び出します。

②卵捕獲(ピックアップ)
この卵子を卵管がその先端で吸い込みます。

卵管の中に取り込まれた卵子は、卵管の中を子宮の方に向かって運搬され、やがて卵管膨大部に達します。
③射精~精子の旅
一方、膣の中にタイミングよく射精された精子は、その一部が子宮を泳ぎ上がって、やはり卵管膨大部に達します。

④受精
こうして、卵管膨大部で卵子と精子が巡り会い、やがて両者が結合します。

⑤受精卵の分裂と移動
こうしてできた受精卵は、卵管の中を子宮のほうに向かって運搬されつつ、分裂・増殖していきます。

⑥着床(妊娠の成立)
やがて受精卵は子宮腔に入り、子宮内膜に接着した後、子宮内膜の中に潜り込みます。

このように、妊娠が成立するためには、
①排卵
②卵捕獲
③精子の旅
④受精
⑤受精卵の分裂・増殖と移動
⑥着床
といった一連の現象がとどこおりなく進行する必要があります。
◇妊娠成立のまとめ
①卵巣から卵子が飛び出す。
②この卵子を卵管采が捕らえて卵管膨大部まで運ぶ。
③卵子の寿命は約12時間なので12時間以内に卵管膨大部に精子が到着する。
④精子が卵子の中に侵入することができる。
⑤精子の核と卵子の核が合体して受精が完成する。
⑥受精卵は細胞内で分割を繰り返しながら、卵管膨大部から3~5日かかって子宮内膜へ運ばれる。
⑦子宮内膜は平均14mm程度の厚さに発育しており、この受精卵をその表面で捕らえる。
⑧受精卵はこの血管に富んだ内膜の中に埋没され着床が完了する。
⑨着床後、絨毛といわれる組織が増殖し、母体から栄養物や酸素の供給を受け卵細胞は発育していく。
⑩この時期から受精卵はhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンを分泌し、母体血中に吸収され
さらに母体尿中に排出される。これを妊娠テスト検査で検出し、妊娠の確認を行うのです。
◇原因不明の不妊も
言いかえれば不妊症とは、
上の図の一連の現象のどこかに障害が起こっているために妊娠が起こらない状態と考えられます。
現代の科学は妊娠成立の仕組みの全てを解明しているわけではありません。
これは、不妊症にも原因不明のものがあることを意味しています。
約10%の患者さんは、原因を調べても特に異常がないのに、なかなか妊娠に至らない
原因不明不妊と診断されています。
(僕達夫婦も最終的な診断結果は原因不明不妊でした!)
しかし、生殖医学の進歩とともに、原因不明の不妊症は減少しつつあるようです。
***詳しくは、あなたが信頼できる病院にご相談ください。***
僕たち夫婦が学んだ妊娠成立の仕組みです!この時初めて原因不明不妊を知りました。