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【治療】
美子さんは、翌月の生理開始3日目から2錠ずつクロミッドを飲み始めました。
基礎体温表に従って、排卵日近くになると病院へ行き、排卵の様子を超音波で確認してもらいました。
「そして、明日あたり排卵しそうだから、チャンスをと言われ、そうしましたが、1年たっても妊娠しない
ばかりか、同じことの繰り返しで進展がありません。私はもうすぐ33歳になってしまうと思うと、いても
たってもいられません。やはり、この病院もダメかと、夫と相談し通院するのをやめることにしました。」
『信頼できる医師との出会いと心の問題が大きいと知って』
【再転院】
美子さんは、友人に紹介された漢方薬局で漢方薬を処方してもらっていると、
店主が「いい不妊専門病院があるから」と教えてくれました。
「女医さんでした。私のこの2年半の話を黙って聞いてくれました。
そして、『さんざん検査ばかりしてきたようだから、検査をするにしても、それはあとで必要が生じてからに
して、まずは一歩治療を進めましょう』と言ってくださいました。」
タイミング療法を一歩進め、排卵誘発剤を、クロミッドに加え
HMG(ヒト閉経ゴナドトロピン)⇒クロミッドによる治療で効果がない場合、
HMGというホルモンを注射し排卵を促す。この方法を注射誘発によるタイミング療法という。
このHMGや卵胞刺激ホルモン(FSH)を使うと、多胎妊娠(たたいにんしん)の可能性がクロミッドなど
内服薬の排卵誘発剤に比べ高まる。その反面、これらの薬は妊娠の確率を上げるうえでとても有用。
医療側は、卵巣の働きに応じて、投与法を考慮する工夫により、多胎妊娠を減らす努力を行っている。
を注射して排卵日にチャンスをもった。それに、
「加味逍遙散(かみしょうようさん)」⇒加味逍遙散は疲労感、不眠、不安、イライラが
あるときなどに効果がある漢方薬。
などの漢方薬を処方してもらった。
「妊娠しやすい状態に体を整え、ストレス発散にもなるからと気功教室も紹介してくださいました。
先生にじっくり話を聞いてもらえることと、気づかないうちにたまっていたストレスを発散できたことが、
とてもよかったと思います。その後、3ヶ月で妊娠しました。不妊って心の問題が大きいとつくづく実感しました。」