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『子宮内膜症がわかり手術。その後も生理痛と闘いつつ、排卵誘発剤での治療を続けて』
◎プロフィール
大学在学中の20歳のころから、生理痛がひどくなる。
それまで、生理は順調で痛みもほとんどなかった。
就職後、25歳で結婚。結婚したころから生理痛のひどさが増し、
生理時は必ず1~2日会社を休んでいた。
産婦人科の敷居が高く感じられ、鎮痛剤で我慢。
28歳で激痛を起こし産婦人科へ。
母親、姉ともに婦人科系の病気はない。
◎チェック
受診⇒生理痛がひどく、ある日激痛が・・・・・。
診断⇒子宮内膜症。卵巣にはチョコレート嚢腫(のうしゅ)があった。
手術⇒開腹手術で、チョコレート嚢腫を切除し、その他の内膜症部分を取り除く。
再発⇒術後半年で、また生理痛が起こり、ホルモン剤で生理を止める治療を行う。
不妊治療⇒ホルモン剤の休薬期間に、排卵誘発剤クロミッドによるタイミング療法を行う。
排卵誘発剤⇒クロミッドからHMGに変え、成功。
『子宮内膜症が進行しチョコレート嚢腫まで見つかって』
【受診】
「言葉で表現できないくらい激痛で、痛くて転げ回りました。」
幸子さんは下腹部に強い痛みを感じ、初めて産婦人科を受診した。
28歳のときだった。
「赤ちゃんが欲しいという気持ちはありましたが、生理痛のせいでできないのかしらと漠然
と思っていて。でももう28歳だから、うやむやにしていられないという感じもあって、
思いきって受診したんです。」
産婦人科では、内診で子宮の様子を見た。
また、経膣超音波検査(けいちつちょうおんぱけんさ)も行った。
検査の結果、「子宮内膜症ではないかと思います。卵巣にチョコレート嚢腫が見られます。
血液検査とMRIでの検査結果を待って確認しましょう。」と医師からの説明だった。
【診断】
その1週間後、血液検査でCA125という腫瘍マーカーの値が高かったことと、
MRIの結果もやはりチョコレート嚢腫が確認できたことから、子宮内膜症に間違いないだろうとのことだった。
「『チョコレート嚢腫を取り、ほかの臓器との
癒着(ゆちゃく)⇒子宮内膜が本来あるはずの子宮内腔以外にも
発育するのが子宮内膜症。腹腔内に子宮内膜が発育すると、その部位に炎症を起こし、
卵管、腸、腹膜などに癒着が生じたり、血液の固まりができる。
も剥がしましょう。』と先生からすすめられました。
右の卵巣にもチョコレート嚢腫が、さらに子宮の周囲に内膜症の病巣もある。
ほかに腸との癒着もあると言われたんです。
もっと早く受診していれば、手術をせずに薬物療法で治療できたのにとも言われました。」
幸子さんの痛みの始まりは20歳のころ。
それまでは、生理痛というほどの生理痛はほとんどなかった。
ある日、突然痛くなり、生理を迎えるたびごとに、つらくなっていった。
痛みはさらにひどくなり、25歳ころからは痛み止めも効かず、生理というと会社を休んでいた。
「痛みの(腹腔内の癒着がひどくなると、かなり強い痛みが起こる。)種類も程度も月ごとに差が
あって、骨盤の内側が引っ張られているような、イヤな感じの鈍痛のこともあれば、腰痛がひどいときも。
下腹部が痛み下痢が続く月もあるんです。そんなことが7~8年続くと痛いのが当たり前、
痛みに麻痺してしまって病院に行くほどではないかもと・・・・・・・・・・。
産婦人科の敷居が高く行きにくかったということもあります。」